Windows10 BCDエラー(0x0000034)がでて起動しない対処方法(2107年/最新版)

最近、Windows10の更新プログラムでのアップデートが原因とされるBCDエラーが多発しています。

複合的な問題でない限り下記で修復することができました。

以前の”ブート部分が問題で Windows が起動しない場合( UEFI / GPT 環境) ”の延長です。

(手順1)BCDの再構築


1.インストールディスクで起動

2.コマンドプロンプトを起動

3.下記コマンドを実行

bootrec /Rebuildbcd

 Windowsが検出されたら [ Y ] で進めると
 おそらく、ここで「システムに接続されたデバイスが機能していません」と表示されます。

bootrec /fixboot

 ここは、正常に完了されたと表示

 一度、メニューから電源を切ります。


(手順2)スタートアップ修復 2回実行※もしかしたら、こちらは必要ないかもしれません。


1.インストールディスクで起動

2.スタートアップ修復を実行

3.完了したらメニューより電源を切る

4.再度、インストールディスクより起動

5.再度、スタートアップ修復を実行

6.完了したらメニューより電源を切る

7.通常起動 (手順1-3で正常にWindowsが追加されている場合は、ここで起動するはず)


(手順3)BCDの再作成


1.インストールディスクから起動

2.コマンドプロンプトを起動

3.DISKPARTを実行(下記コマンド)

diskpart

4.システム(ブート)領域にドライブレターを割り当てる

list volume (ボリュームのリスト表示)

システム(ブート)領域を探す。” 標準では FAT32 で 100MB くらいの領域 ”

(例)Volume 2 システムで予約済み FAT32 Partition 100 MB 正常 システム

select volume * (上記の場合 * は 2、ボリュームを選択)

assign letter=B: ( B とドライブレターを割り当て)

exit (コマンドプロンプトに戻る)


5.BCDのバックアップとリビルドする

cd /d b:\EFI\Microsoft\Boot (作業ディレクトリに移動)

ren BCD BCD.bak ( BCD をリネーム※バックアップ)

bootrec /Rebuildbcd

 ここでも「システムに接続されたデバイスが機能していません」と表示されます。

bootrec /fixboot

bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL

exit


(手順4)スタートアップ修復 2回実行



1.インストールディスクで起動

2.スタートアップ修復を実行

3.完了したらメニューより電源を切る

4.再度、インストールディスクより起動

5.再度、スタートアップ修復を実行

6.完了したらメニューより電源を切る


(手順5)再度、BCDの再構築


1.インストールディスクで起動

2.コマンドプロンプトを起動

3.下記コマンドを実行

bootrec /Rebuildbcd

 ここで、正常にWindowsが認識されればOK

bootrec /fixboot

一度、メニューから電源を切ります。
(※メニューに「続行 終了して Windows10 に進みます」と表示されていると思います。)


(手順6)スタートアップ修復 2回実行



1.インストールディスクで起動

2.スタートアップ修復を実行

3.完了したらメニューより電源を切る

4.再度、インストールディスクより起動

5.再度、スタートアップ修復を実行

6.完了したらメニューより電源を切る



上記が完了したら通常通り起動すれば成功!

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